CentOS 7

CentOS 7 firewalldを無効化する手順

CentOSはインストール時に標準でfirewall機能が有効になっています。
新しくCentOS 7をインストールした時に、
firewall無効化の手順を調べてメモしたので書きおこしておきます。

firewalld-status

環境

今回設定を変更する対象は、以下の環境で動作しているVirtual Machineとなります。

  • 仮想化環境 : VMware Fusion 8.5.8
  • ホストOS : OSX 10.13.1
  • ゲストOS : CentOS 7

firewallが有効かどうかを確認

以下のコマンドを使って確認をしてみます。

やはり、何も設定しなくても有効なんですね。。。
今後検証環境を作成したり、Webアプリケーションなどの動作確認をする上で
トラブルの原因になりやすい箇所なので、検証目的であれば一時的に無効にしましょう。
ただし、本番環境に移行する際などは適切な設定を行ってからリリースしましょう。

firewalldを無効化する

一時的にfirewalldを無効化しておきたい場合は、以下のコマンドを利用するとよいでしょう。

以下のメッセージのように、「inactive (dead)」と出ていれば停止しています。

恒久的にfirewalldを無効化する設定

先ほどの設定のままでは、
サーバが再起動されるたびにfirewalldが起動されます。
私は推奨しませんが、もし自動起動を無効化したければ以下のコマンドを叩いてください。

以下のようなメッセージが出力されたら、無事にfirewalldが無効化されます。

Loadedの行にdisabledが記述されているので、次回再起動時よりfirewalldは起動しなくなります!

無効にしてもサーバが起動しないときは。。。

マサノブ
もしかすると、SELinuxが有効なのかもしれません。

CentOSではfirewalldとSELinuxが標準で動作するようになっています。
下記設定のように、SELinuxを無効化するように変更してみましょう。

この設定を保存したら、さらにコマンドを使って即時反映します。

setenforceがSELinuxの設定を反映するコマンドで、
getenforceが設定状況を確認するコマンドです。

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